昨日読んだ鰹の刺身と風俗嬢の話題が割と刺さっている。
anond.hatelabo.jp

自分に都合が良いかどうか、または被害を被る相手に共感しやすいかどうかが違うだけであって、善悪の差はないと俺は思う。

ふじぽんが同じような方向で丁寧に書いていて共感値高め。
fujipon.hatenablog.com

この話題自体は俺の中ではこれで終わりなのだけど、そんなことよりも俺は大衆(ここでははてなブックマーカー)の反応が気に食わない。
b.hatena.ne.jp

具体的にどれがとは書かないし数が多いので書けないが、冗談みたいなコメントが沢山並んでいる。そういうものも少なからずあるだろうとは思ってブコメページを開いたら思いの外そういうものばかりだったので驚いた。年々薄れてきたはずの世間への期待、世の中は割と思い通りになるという思い上がりがまだこんなにも自分の中に残っていた。こういうものの中でこれからも生きていくことを思うとうんざりする。

最近はことにつけ「他人の言うことは聞く必要がない」と思っている気がする。極々一部のホワイトリストを通過した人の声にだけ耳を傾けていればそれで良いのではないか。ただ落胆して終わるくらいなら、端からマスのコメントになど触れないことが上手い付き合い方なのではないか。そんな風に思っている。

一方で、こうして偏屈ジジイが完成されていくような気もして、自らその不吉さ漂う流れに身を任せることが恐ろしくもある。ここでブレーキを踏むのが良いか、同輩となることに甘んじて大衆界から偏屈ジジイ界へと地獄渡りをするのが良いか。来週もキリコと地獄へ付き合ってもらう。